今日もスキー
だいぶスムーズに滑れるようになってきた頃、
事件はおこった。

彼氏さんに教えてもらっていたのだけど、
彼は滑れる人だから、初心者コースだと物足りない。
難しいコースに行きたがってるように見えたから、
「行っておいでよ。一人でも大丈夫だよ」
と送り出した。

しかし、全然大丈夫じゃなかった
彼を送り出して、一人で滑り出してみると
板は私の言うことを聞かなくなっていた。
長いコースの中で、派手に転んだ後、
滑り出すのが、怖くなってしまった。
一人座り込んだまま、彼が戻ってくるのを待っていた。

彼氏さんがやっと戻ってくると、
私は子どものように泣きじゃくっていた。
一人で滑ることは出来ず、
(滑ること自体が怖かった。)
彼氏さんの腕に抱えられて、なんとか下までたどり着いた。

彼がいてくれたから滑れていたんだなぁ
今にして思う。
一人で滑っているのだけど、前で待っていてくれた
そのことが重要だったんだなぁってね。

なんだかんだの旅行だったけど、
いい経験でした。

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